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鉄骨のアイコン

鉄・非鉄スクラップ加工

金属くずは新たな原料。再資源化の第一歩。

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金属くずを切断し、新たな資源となる製鋼原料を製造しています。

個人から企業まで様々なお客様から、機械設備や建造物解体金属、農業廃材に至るまであらゆる物の受け入れを行っています。我々が最も大切にしていることは『検収』です。お客様の資産を少しでも高く買い取らせて頂くため、検収精度は常に高めております。設備や重機などは、専門的な知識を持った技術者により、製鋼原料に加工処理。
原料として生まれ変わった金属は、国内メーカーのみならずアジアを中心として輸出し、新たな資源として生まれ変わっています。

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消費電力を抑え、環境に配慮した
ハイブリッドギロチンプレス。

プラントや建造物の金属廃材を一定の長さに切断するのがギロチンの役割です。

当社全体の生産量は1日約1,000t。ギロチンへの材料供給を効率的に行わなければ、この生産量を維持することはできません。

また、効率よく供給を行うことで、エネルギーの消費を抑えることができます。当社では1,250tの最大級ハイブリッドギロチンプレスを2015年にいち早く導入し、更なるエネルギー消費の抑制に努めております。

機械設備でできないことは
卓越した技術力で。

最大級のギロチンにもできないことはあります。大型の重機や、線路のレールなどは厚みがあり、ギロチンでの切断はとても困難です。そんな時は専門的な知識や長年の経験をもつ技術者の手により、一つひとつ適切に溶断されます。

また、卓越した技術力や検収力を磨くために、社内では定期的に勉強会を行い、知識と技術の研鑽に努め、後進の育成にも力を入れています。

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interview1
工場での取扱量を増やすことが
環境問題解決につながる喜び。
栄工場 工場長

河添 良介

栄工場では、鉄・非鉄金属を製品として出荷するまでの一連の業務を行っています。栄工場は自社便をはじめ、大型トレーラーなどで大量に鋼材が持ち込まれる窓口となる場所なので、いつ、何が持ち込まれても対応できるように、機械のメンテナンスや工場の整備、社員の健康状態まで考慮し、常に万全の受け入れ態勢を整えておかなければなりません。

また、スクラップの加工製造を行っている製鋼原料部は、会社売上の半分ほどを占め、栄工場もその一翼を担っております。そんな大きな部署を任されている責任と誇りを胸に、業界を超え、熊本だけでなく、日本を代表できる企業へと成長できるよう、全社員一丸となり邁進していきたいです。

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不純物のある金属を破砕し、選別することで、さらに純度の高い製鋼原料へ。

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破砕することで広がる再資源化。
需要に合わせた出荷を可能に。

金属くずの破砕に使用するのは、1,000馬力のシュレッダー。自動車や自動販売機などはこのシュレッダーで処理を行います。本社工場では、自動車だけでも年間約9万台分の金属を処理しています。15cm程度のサイズにまで金属を細かく破砕することにより、プラスチックなどの不純物を取り除くことができ、より純度の高い製鋼原料として出荷できます。

シュレッダーから出てきた金属は、磁選機で鉄と非鉄金属に選別し、無駄なく回収します。

マンパワーと機械の力で選別。
実現する高品質リサイクル。

磁選機を使って鉄と非鉄金属に分けた後は、材質やサイズによって、さらに細かい選別作業へ入ります。銅・ステンレス・アルミニウムなどが混在した非鉄金属は、アルミ選別機や手作業によるライン選別を経て、可能な限り資源を回収します。

機械では選別できない細かな部分を手作業で行うからこそ、廃棄物を減らすことができ、無駄のないリサイクルが可能となります。 この手間が「星山ブランド」の高品質リサイクルを支えています。

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interview2
リサイクルで地球環境を考える
恵まれた職場環境です。
竹迫工場 工場長

川村 健太

竹迫工場では鉄・非鉄のリサイクル、木くずの燃料チップ化、廃棄物の中間処理などを行っています。破砕した物は機械と人の手で鉄と非鉄、ダストに分類することで、資源として使えるものは最大限に活用できるようにしています。工場長という管理職ではありますが、現場で皆と一緒に汗を流すことも多いです。重機を扱うので安全管理は不可欠ですが、和気あいあいとした雰囲気とクリーンな環境で、地球の環境問題に直接かかわることができる職場です。

多様な品物を取り扱うので、日々学ぶことがたくさんあります。だからこそ仕事に限界がなく常に挑戦し続けることができ、自分の技術を磨き達成感を得ることへとつながります。使命感を持って働けるので、人としての成長を感じられることも大きな喜びです。

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現代産業を支える様々な非鉄金属類を、細分化して再資源化。

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技術を駆使し選別することでリサイクル。
星山ブランドを守る誇りと喜び。

多様な非鉄金属を、当社では品目に合わせて様々な方法で選別・加工を実施し、高純度かつ高品質で再資源化を実現。多数の品目で「星山ブランド」を確立しています。

また、非鉄3大品目と言われる、銅・ステンレス・アルミニウムに関しては県内でもトップレベルの入・出荷量を誇ります。

多岐にわたる分野だからこそ
技術力を大きく発揮。

非鉄金属を製品化するためには、多くの知識と労力が必要です。人の力と機械を効率よく使用することにより安定して製品化することができます。

不純物を取り除き回収率が高い湿式ナゲット、解体作業が必要な品物を短時間で規格サイズにできるモーカッター、かさばる品物を圧縮・減容できる三方締め300tプレス、これらを駆使して大量かつ高品質な製品化を行っています。

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interview3
自分たちの仕事が
「星山ブランド」を創りだす喜び。
非鉄原料部 課長

清田 啓太

非鉄金属の取り扱いは、栄工場での処理が主となり、荷下ろしから加工・出荷までの一連の作業を行うことができる体制が整っています。持ち込まれた品物は様々な物が入り混じった状態なので、それをきちんと丁寧に選別し、処理を施すことが大切です。種類が多い非鉄金属だからこそ、品質を見極めて選別できるように心がけています。

正確に選別することでより高品質な製品を出荷できるので、「星山ブランド」としてそのレベルを維持したいと考えています。今後は、お客様との信頼関係を大切にしながら、取り扱いの規模を拡大させていくことで、これまで以上にお客様が利用しやすい環境を作っていきたいです。