処理場計画

Project

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事業計画

株式会社星山商店は、資源循環型社会の一翼を担う再生資源の供給、使用済み自動車リサイクル、産業廃棄物及び一般廃棄物の収集運搬・中間処理業、及び建造物解体業等の事業を通じて資源のリサイクル及び太陽光発電事業に取り組むことにより、地球環境保護(持続可能な資源の利用、地球温暖化防止のための二酸化炭素発生の抑制)に貢献しSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいます。

一方で、リサイクル出来ない廃棄物は埋立を行うことになりますが、県内の最終処分場残余容量が減少している事もあり、星山商店では産業廃棄物の安定的な処理体制を確保するために、管理型最終処分場の建設に向けた取組みを進める事としました。

計画名称 (仮称)山都町蘇陽地区管理型最終処分場及び中間処理場計画

事業計画地は、上益城郡山都町東竹原西大道(にしだいどう)675番2 外32筆、面積 186,460平方メートルを予定しています。

この場所で管理型最終処分場と中間処理場の建設を計画しています。

埋立容量は、200万から300万立方メートル、埋立期間は、30年から60年を予定しています。(2022年8月現在)

中間処理場とは

できるだけリサイクルし、最終処分する量を減らすよう最大限に減量化を行う設備です。

  • 破砕設備  せん断作用などにより廃棄物を減容化し、埋め立て後の地盤の安定化や廃棄物の分解を促進させます。
  • 選別設備  廃棄物を種類に応じて分別し、リサイクルできるものを回収します。

管理型最終処分場とは

家庭から出る廃棄物、汚泥、燃えがらなど有機物、及び有害物質の含有量が少ない廃棄物を埋め立てる処分場です。

廃棄物を埋め立てる際は、廃棄物の飛散防止、においの防止対策として覆土し、処分場内が安定するよう転圧をおこないます。

また、管理型最終処分場には、排水により土壌や地下水が汚染しないよう廃棄物や水を溜めるための擁壁やえん堤などの貯留構造物や、処分場の内と外を遮水シートなどで遮断する遮水工を設置します。
その上で、排水を集排水管で集水して水処理施設に送り、水処理を行った後に放流する構造となっています。

受入品目

現在、受入を想定している品目です。

燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、13号廃棄物(以上、石綿含有廃棄物を含む)、廃石綿、汚染土壌(土壌汚染対策法)

事業計画のスケジュール

 

まず、環境影響評価手続きを約4年かけて行います。

次に、これと並行して、測量・設計を行います。事業計画地や周辺地域の地質、土質、地形を調査し、基本計画を策定します。
基本計画には、処分場の設備やレイアウト、埋立容量、埋立期間、建設に関する工程・期間、環境保全に関する計画などが含まれます。
その後、林地開発許可と廃棄物処理施設の設置許可の申請を行い、許可が下り次第工事に着工、稼働開始を予定しています。

(現在詳しいスケジュールは検討中です。)