自動車リサイクル
廃車に新しい道を。資源として活かす事業。
自動車リサイクル法を遵守し、リサイクル率100%を目指して。
使用済み自動車(ELV)を、自動車リサイクル法に則り、エアバッグの車上作動処理やフロンガスの回収などの前処理を適正に実施。まだ使用可能なパーツはしっかりと見極め丁寧に取り外し、きちんと整備した後で中古パーツとして販売しています。処理が終わった車体は解体後破砕され、製鋼原料として再資源化します。
ひと工程ずつ丁寧な作業と
適切な手順で無駄なくリサイクル。
使用済み自動車の持ち込みはもちろん、積載車や大型レッカー車で、直接引き取りに伺うことも可能です。引き取り後は自動車リサイクル法に則り、エアバック、廃油・廃液、フロンガスを適切に処理し解体作業へ。工場では専任担当者が利用可能なパーツを選定後、一つひとつ丁寧に取り外し、バッテリーやタイヤ、シート類を取り外す前処理を行います。
最後に残った車体は自動車解体機で解体した後、本社工場へと運ばれ、製鋼原料として再資源化されています。
使用可能なパーツを取り外し、
中古パーツとして販売。
ELV事業部では、自動車解体専門工場で自動車を解体し、リサイクルパーツとして活躍できる状態に加工しています。1日で約100台、1ヶ月の受け入れ台数は約2,100台と、その処理台数は県内トップクラスを誇ります。
エンジン関係やタイヤホイールなどの足回りをはじめ、バンパーなどの外装パーツ等、取り外した使用可能なパーツは、インターネットなどを通じて国内販売とともに、アジアを中心にロシア、ナイジェリアなど7カ国に輸出。そのために、常に約25,000点を在庫しています。
自動車社会だからこそ
リサイクルが大切です。
ELV事業部 課長
大坪 博行
使用済み自動車を最終的に解体するELV事業部では、自動車リサイクル法に則りすべての自動車を処理しなければなりません。そのため、持ち込まれた使用済み自動車は、1台1台全工程において徹底管理。エアバックの処理やフロンガスの回収などは敷地内の専用ブースで行っています。使用済み自動車はまず入庫管理でその価値を見極めて選別。きれいなパーツなどは丁寧に手作業で取り外し、リサイクルパーツとして新しい価値を付与します。その他の部分も最大限資源として利用できるように細かく分類します。2004年の立ち上げ当時より、新しい事業をゼロから作り上げていく楽しさと喜びに携われたことは、私にとって大きな財産です。