建造物解体
使わなくなった建物を再び新しい空間へ
建物の解体は空間のリサイクル。建築廃材ももちろん再資源化。
ビルやプラント、橋梁、木造住宅などの建造物を、内装から基礎部分にいたるまで解体工事を行います。工事の際は、防音・防塵・安全性等、周辺環境にも充分配慮した上で効率的に実施。アスベスト撤去など特異性のある工事なども請負います。解体現場から出た建築廃材は、品目に合わせて加工しリサイクルされます。
分業体制で効率的に作業を実施。
それぞれの技量が光ります。
解体事業部には、3つの部署が存在します。窓口である営業推進部では、お客様への営業だけではなく、設計図や実際に現場で調査してきた資料を基に、依頼された建物がどれ位の作業量と費用で解体可能なのかを積算する業務も担当しています。実際に工事を行う工事推進部では、現場で解体作業を行うだけではなく、効率よく安全に作業を進めるために工程管理や現場管理も担当しています。総務管理部では、請求書などの書類関係や産業廃棄物の委託契約書・マニフェスト伝票の管理を担当しています。
情報の可視化で徹底管理。
崩した建築廃材もきちんとリサイクル。
複数の物件を同時進行で進めているので、解体事業部では情報を可視化。事務所の大型モニターでは地図情報や進捗状況などが常にわかるようになっています。さらに土木関係の資格保持者や技術者が多数在籍。大きさの異なる各種重機を取り揃え、大小様々な現場や高度な技術を要する作業も行える高い技術力を備えています。
また、コンクリートや鉄骨は自社工場でリサイクル。運搬から中間処理まで自社でできるので、産業廃棄物のマニフェスト対応も万全です。
求められるのは壊す技術。
資源を有効に活かす第一歩。
解体事業部 工事推進部長
松本 紹宏
建造物の解体というのは、実際に作業を行う前の段取りがとても大切です。私自身、以前は建てる側に携わっていたので、解体は崩すだけかと思っていたのですが、解体工法も多岐にわたり実に奥深い業務です。建物の大きさや周辺環境などを考慮して使用する重機やダンプも選ばなくてはならないし、アスベストの調査や回収すべき鉄骨の位置の確認など、土木や建築の知識がないと取り組めません。
また、地域への配慮も大切な業務です。現場が住宅地などの場合は、振動や騒音への配慮も不可欠になります。それらの知識や経験を活かし、社員一丸となり作業の質を向上させることで、構造物解体の分野でも確固たる「星山ブランド」を構築していければと考えています。